セッティングを決める目安


*ここでは自分の腕前や技術は無視してください。

セッティング決める前に

ダーツは絶対に真っすぐ水平には飛ばない。
多少なりとも必ず放物線を描いて飛ぶという事を頭に入れておいてください



これはブル(真ん中)を狙ったダーツの浮力が高くて、ボードの上部に刺さった時のイメージ図です

*紫の放物線は、かなりオーバーに描いています



セッティングを決める時の目安(ポイント)

[ブルをC]

[ダーツを持つ手をB]

[目をA]として説明します




[AとCの間にBをセット]

@まずはこの3点が1本の線上に合わせるようにセットします

A[C:ブル]から視線を外さないように[ダーツを持つ手:B]をゆっくりと[目:A]に向かって引きます(テークバック)

Bそして[ダーツを持つ手:B]が最初にセットされている場所で手を離す(リリース)




間違いなくB点でダーツを飛ばしたとして話を進めます


*このB点がなぜ必要なのか?別にどこでもいいんじゃない?と

ふと疑問を感じた方はなかなか鋭いですね(笑)別の機会で説明しますのでお楽しみに!





この(Bのポイント)でダーツを飛ばした(リリース)のに




ダーツは紫の線の放物線を描き、ボードの上部に刺さりました


Cを狙ってダーツを飛ばしたのに上に外れた

これは自分のミスショットではなく、ダーツのセッティングに原因があると思ってください




浮力が高いのでダーツの浮力を減らすセッティングに変更する必要があります。

シャフトやフライトのサイズを変更し

C点にダーツが刺さるように調整してください



これがセッティングです






この時に1番やってはいけない事があります


上達の妨げになるので、しっかりと読んでください。



ダーツが浮くからといって

腕の振りを遅くしたり、

途中で腕を止めて、

ダーツを落下させて的を狙うというのは止めておきましょう。


いわゆる置き投げという投げ方です



この投げ方を全否定はしませんが、

ダーツの落ちる分(落下量)を予測して山なりにダーツを飛ばすというのは

丸いダーツボードのそれぞれの的までの距離を身体と感覚で覚えなければなりません


ダーツは直線には絶対に飛びません

少なからず放物線を描いて飛んでいます


この放物線が大きくなればなるほど

狙いの誤差も大きくなります



もう一つはこの逆で

届かない(C点よりも低く刺さる)といって、ダーツを無理やり上に向けてなげたり


身体を使って(ジャンプするように反動をつける)飛ばす投げ方


この投げ方は、毎回同じ量の身体の力(反動、スピード)を使わなければならず


非常に再現性が低いのでお薦めではありません




[まとめ]

セッティングとは、道具に自分を合わせるのではなく、自分のスローにあった道具を選ぶ事


これ、大事ですよ〜!




 
シャフトとフライトの関係


シャフトはダーツの方向性に関係し


フライトはダーツの軌道、特に高さに関係します



シャフトが短いとダーツの飛びは鋭くなり、長くなると方向性は安定しますがダーツの飛ぶ速さは遅くなります


フライトが大きいとダーツの飛行性(飛び方)は安定し、小さくなると浮力が減るので鋭い放物線を描いて飛ぶようになります


一番ダーツが鋭く(軌道、飛ぶ速さ)飛ぶセッティングは、
1番短いサイズのシャフトと1番小さいフライトの組み合わせです

これはダーツを直線的に飛ばしたいという人向きですが、安定性が低いので飛ばし方が難しいセッティングです


一番ダーツが安定して飛ぶセッティングは
1番長いシャフトと1番大きいフライトの組み合わせです

これはダーツが安定して飛ぶのでビギナーにお薦めのセッティングですが、

あまりにシャフトが長いとテークバックの時に顔に当たったりするので注意してください(笑)




セッティングは10人10色です


人に勧められたセッティングが自分にピッタリじゃない場合もあります


体格、身長、感覚etc...


セッティングの目安は


この頁の最初で紹介しました。


自分に最適なセッティングを見つけるコツは


色々試してみて、自分のストローク(スロー)にあうセッティングにするようにしてください


次の頁では絶対に間違いの無い初めてのマイダーツ選びの極意を伝授します